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様々なデバイスからアクセス可能な
クラウド上で画像処理を提供

画像鮮明化CLOUD
LISr-CIS

様々なデバイスからアクセスしてクラウド上で画像処理を提供

このサービスはインターネット上のクラウドサービスです。ネットワークに接続されたカメラやスマートフォン、PC、サーバーなど様々なデバイスからアクセスしてクラウド上で画像処理を提供します。
ディープラーニングなど最新の技術が話題となる中、カメラ映像の画像処理や画像解析のニーズが高まっています。しかし特定の目的を持って画像処理に取り組もうとすると、非常に高価な装置が必要であったり、設定に専門知識が必要であったり、と導入のハードルが高いのが現状です。また、既製の装置やソフトウエアでは結果として目的を達成出来ない場合が多く、その試行錯誤の時間や装置購入が無駄になります。
クラウドサービスを利用すると、装置やソフトウエアを購入することなく容易に画像処理を実装出来るため、短期間で目的に対応することが出来ます。また、目的を達成出来ない場合でも評価に必要な時間は軽微です。
クラウドサービスは必要な時に必要なだけ利用出来るため、高価な装置やPCを購入することなく低コストで実装することが出来ます。
本サービスでは、画像処理を目的別に提供することで、専門知識を必要とせず容易に画像処理の選択や調整をすることが出来ます。

  • ネットワークのクラウド上で容易に画像処理を実行することが出来ます。
  • SSL/SSHによる強固なセキュリティを実装します。
  • 目的に応じて画像処理を自由に選択·組合せが出来ます。
  • 高価な画像処理装置やソフトウエアを必要としません。
  • 画像処理は目的別にモジュール化されており、難解な設定は不要です。
  • WebAPIにより、自前のWebサービスに組み込むことが出来ます。
  • WebGUIにより、デスクトップワークでも利用出来ます。
  • 多くの画像フォーマット·動画ファイルに対応します。
  • ビデオストリームの受信、配信に対応します。

[Service.01]
WebAPIによる画像処理サービス

ネットワーク上で画像処理を提供する基本的なサービスです。すでに構築されているWEBサーバーとAPIを通して画像·動画ファイルを送受することで画像処理を提供し、既存のWEBサイトに新しいサービスを新設することが出来ます。

[Service.02]
WebGUIによる画像処理サービス

デジカメの画像ファイルや動画ファイルなどをデスクトップ上の操作で画像処理を提供するサービスです。画像処理ソフトウエアと同等の操作をWebブラウザ上で作業することが出来ます。
高価な画像処理ソフトウエアを購入したり専門知識やプログラミングの知識を必要としないオペレーションが可能です。

[Service.03]
ストリームによる画像処理サービス

リアルタイム性のある映像ストリームを受信して画像処理を行い、結果をストリームで配信または発呼(メールやSMS送信)を行うサービスです。
必要に応じてストリームを録画保存するストレージサービスも可能です。

目的別画像処理メニュー(動画ストリーム対応)

1.画像鮮明化 LS-DEF

夜間など暗い画像や悪天候でコントラストが低い画像、逆光で黒くつぶれた画像など、撮影環境が悪い画像を鮮明に可視化します。物体表面の傷やテクスチャを強調する作用もあり、表面検査にも利用出来ます。
一般的なHDRやCLAHEに近い画像を出力する場合もありますが、これらと比較して次の点で有意です。

●HDRでは異なる露出画像が複数必要であるが、LS-DEFは1枚で処理するため動画にも適応可能。
●CLAHEは画面を複数のエリアに分割して処理するが、LS-DEFは分割しないため分割境界が見えず自然。
●パラメータが少なく撮影環境ごとの設定が不要。


2.フラットコレクタ LS-FCF

フラットコレクタは画像の明暗分布を算術的に求めて暗い部分を補正する画像処理です。暗い画像や逆光の画像、レンズの周辺減光が目立つ画像などに対して明るさを平滑化することで補正します。算術的に演算するので画像のビット深度に影響されません。原理は下図のように画像から明度分布を求めて、この分布を元に明るさやコントラストを補正します。分布を画像から求めるため一般的なレンズ補正と異なり、レンズごとのデータは不要です。


3.劣化復元 LS-Restoration

レンズの歪みや解像度不足による画像のピンボケを算術的に復元する処理です。画像をシャープにする効果がありますが、一般的なシャープネスのエッジ強調と異なり解像度を復元します。2本の線がボケて1本になった画像を2本に復元するため、解像度そのものが向上します。

目的別動画·ストリーム処理メニュー

1.動体検知

画面内のエリアを指定して、エリア内で大きな動きがある場所を検知します。用途別に複数の検知アルゴリズムを提供します。
●人物検知: 画面内の人物の大きさを指定して、一定の大きさの動きを検知します。
●海上検知: 海上における船舶を検知します。一般の動体検知では困難な波や浮遊物の動きをキャンセルして低い誤検知率を実現しています。
●夜間赤外映像に特化して、白く映った害獣を検知します。一般の動体検知では困難な風による背景のゆらぎをキャンセルして低い誤検知率を実現しています。(※予定)


2.陽炎除去 DeHeatHaze

気温差が激しい、地上が高温、蒸気環境などで揺らぐ映像を止めて、さらに解像度を向上させます。複数のフレームを合成するため、現状では速い動きのある映像には対応出来ません。

Sample

YouTubeで様々な鮮明化活用シーンの
サンプルを閲覧できます!

Movie

画をつくらない、加工しない
アルゴリズムを映像で体感

Lisr®とRe:Na®、双方の技術に共通するのは、すでに記録されている画像・映像データのみを処理するため、画をつくる・加工する技術とは、全くもって異なるということです。今ある情報のみを活用し、独自のアルゴリズムによって本来あるべき姿を再現した画像・映像は、裁判で証拠品としても提出可能なレベルとなっています。

この動画は「日経CNBC Market Ad-Venture〜未上場株式の民主化〜」にて放映されたものとなります。ぜひこの動画でロジック&デザイン独自の技術の有用性をご確認ください。

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