Case Study

【開発者インタビュー】建築・インフラ・水中における 「見える化」技術の活用

建築・インフラ・水中における 「見える化」技術の活用

「より視える化」という言葉をキャッチフレーズに、ロジック・アンド・デザインの技術は様々な業界・業種の画像認識領域でそのあり方を変えようとしています。この度、開発者である株式会社ロジック・アンド・デザイン 常務取締役技術開発本部長 小林 正浩による開発インタビューを行い、動画コンテンツとしてまとめました。

第3回目から第6回目までは、これまでの技術紹介、製品紹介を元に、技術や装置がどういったところで活用されていくのかをご紹介します。第3回目となる今回は建築やインフラ、水中での活用についてとなりますので、ぜひご覧ください。

概要

・水中の映像に対する画像鮮明化は高い評価を受けています
水中や海中では特に夏場になると微生物の影響でにごりやすいため視界不良になりやすいのですが、ロジック・アンド・デザインの鮮明化装置を通すとモノが見える視界を約1.5倍くらいの距離まで伸ばすことができます。水中での調査はもちろん、海洋関係の土木工事・港湾施設・建築の建設工事中心のゼネコン企業などで水中作業員の安全確認のための監視カメラでの用途で使われるケースが多くなっています。

・建築関係では、クラック(ひび)調査のスクリーニングとして
建築物のコンクリートに発生しているクラック(ひび)は肉眼では見つけるのが難しい場合が多く、また人が行きづらい場所にあるなど調査を行うことそのものが困難なケースが多いのが現状です。ロジック・アンド・デザインの鮮明化装置を通すとクラックが強調されて見えるため、ドローンなどでまずは映像を撮った上で鮮明化すれば、調査のスクリーニングとして非常に有効であるとの評価を受けています。

・インフラで一番多い用途は河川の監視用途
河川における流量計算のための監視カメラ(赤外線カメラ)でもロジック・アンド・デザインの画像鮮明化技術が役立てられています。天気が悪い時や気温が高い日は赤外線カメラの映像は淡くなりやすく計測誤差が大きくなりがちですが、映像が鮮明になればその誤差も少なくなるため、画像鮮明化装置が使われているのです。

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Sample

YouTubeで様々な鮮明化活用シーンの
サンプルを閲覧できます!

Movie

画をつくらない、加工しない
アルゴリズムを映像で体感

Lisr®とRe:Na®、双方の技術に共通するのは、すでに記録されている画像・映像データのみを処理するため、画をつくる・加工する技術とは、全くもって異なるということです。今ある情報のみを活用し、独自のアルゴリズムによって本来あるべき姿を再現した画像・映像は、裁判で証拠品としても提出可能なレベルとなっています。

この動画は「日経CNBC Market Ad-Venture〜未上場株式の民主化〜」にて放映されたものとなります。ぜひこの動画でロジック&デザイン独自の技術の有用性をご確認ください。

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